地湧金蓮(チユウキンレン)は名前から分かる様に地上から湧き出る黄金の蓮のような綺麗な花を咲かせます。
バナナに似ていることから耐寒性バナナとも言われることもあります。
又の名はチャイニーズイエローバナナ
耐寒性が強いので南国の雰囲気が好きな人はバナナの替わりに植えても良いでしょう。
綺麗な黄金の花は開花期間が長く(半年以上)鑑賞期間が長いことも魅力の1つです。
庭に植えてあれば来客の目を引くことは間違いないでしょう。
地植えはとても大きくなり存在感あります。
栽培も容易なので一味違ったガーデンを作る為にチユウキンレンを育ててみませんか?
チユウキンレン基本情報
原産は中国雲南省
バショウ科の植物です。
生育温度は20℃〜30℃
耐寒性はマイナス5℃程度
10℃以下になると葉が黄色くなり枯れ始めますが幹が生きていれば春に芽吹き始めます。
マイナス5℃以下になる場合は幹の周りに藁など巻いて防寒対策をしてください。
開花までの期間
栽培環境により変化しますが3年〜5年で開花するようです。
鉢植え管理の方が株の成熟が早く開花までが早い様に感じます。
苗の種類
主に株分苗が流通しています。
子株ができやすいので株分けで容易に増やすことが出来ます。株分け適期は4〜5月です。
どこで購入できる?
流通量は少ないのでネットショップでの販売は少ないです。
オークションサイトやフリマサイトで入手するのが良いでしょう。
チユウキンレンの育て方
いつから栽培している?
2017年メルカリより入手
使用培養土は?
鉢植え
野菜用の培養土を使用
地植え
植え込み場所に腐葉土を混ぜ込む
栽培場所は?
半日日陰の場所で管理しています。
真夏の強い日差しは苦手の様です。
冬場の管理
鉢植え管理をしている株については冬場は霜や冷たい風が当たらない場所にて管理
地植えについては特に何もしていません。
葉が完全に枯れてしまいますが問題ありません。
枯れ葉が株元を覆うようになりますので見栄えは悪いですが防寒対策としてそのままにしています。
水の管理は?
成長期は水分を多く要求します。夏場の水分切れに注意が必要です。
表面が乾いたらたっぷりの水をあげてください。
冬場の落葉後は水は控えめにします。
凍る様な寒い日に水を与えてしまうと凍害の被害を受けやすくなるので注意が必要です。
冬場は乾燥気味に管理することで耐寒性が増します。
地植えの株にいては根付いた後は水揚げは行っていません。
肥料は何を使ってる?
ハイポネックス ネクストコートを使用
地植えについては堆肥を株元に撒いています。
病害虫被害は?
鉢植え管理物にコガネムシの幼虫被害を受けたことがあります。産卵を防ぐネットの使用やダイアジノン(薬剤)の使用すると良いです。
チユウキンレンをビジネス目線で
知名度が低く珍しいのでオークションサイトやフリマサイトの個人間取引がメインです。
フリマサイト等相場は?(個人調べ)
- 子株(10センチ程度)、、、1000円〜
- 中株(30センチ程度)、、、2000円〜
- 大株(開花近い株)、、、5000円〜
大きさや販売時期で変動します。
苗の販売の可能性は?
成長速度が早く子株も沢山できるので苗の増殖は容易です。
大きい鉢や地植えの方が沢山子株ができるので増殖させる場合は地植えがおすすめです。
まだ流通量が少なく取引価格も高めなのでビジネスチャンス大です。
販売する時期は4月〜5月の葉が多く展開する前に売ると梱包サイズを抑えることができます。
沢山増えるので栽培していても楽しいです。
南国リゾートガーデンは皆さん憧れると思います。
耐寒性抜群なチユウキンレンを植えて南国気分を味わうことができます。
開花時は感動を味わえます。
とっても魅力的なチユウキンレンを是非育ててみてください。
買って育てて売れる時代。
園芸市場の拡大を願います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さん良いグリーンライフを🌱
2022年株分け記事はこちら↓