珍しい熱帯果樹を群馬県で結実まで目指し、その過程を紹介していきます。
1人でも多くの方に熱帯果樹栽培の楽しさを知っていただけたら幸いです。
希少 斑入カレーリーフ入手
2021年1月にヤフオクで入手しました。
超希少な斑入りカレーリーフ
一目惚れしました。
落札金額がご想像にお任せします、、、
インターネットで斑入りのカレーリーフを検索してもほぼ情報はありません。
カレーリーフはエスニック料理等に使われるスパイス系の植物です。
オオバゲッツキとも呼ばれます。
ミカン科ゲッツキ属の常緑樹です。
耐寒性は10℃程度と言われていますので、冬越しは室内になります。
実生から結実までは栽培環境が良くて3年程度かかると言われています。
結実した種から実生苗を沢山作りたいですね。
実生苗への斑入り遺伝にとても興味があります。
群馬県での結実を目指します。
写真の下に撮影日を記載しています。
2021年 栽培開始
ヤフオクで落札。
幼苗で心配でしたが、室内の窓辺で暖かくなるまで過保護で管理しました。
室内温度は15℃~20℃程度です。
3月に入り、ハウス内の気温は日中30℃以上、夜間10℃以上となったのでハウス内の管理に切り替えました。
新芽が成長してきましたが、斑入り植物の難しさでもある、葉焼けが発生しました。
心配ですがそのまま様子をみます。
3月末になり、ハウス内はとても良い環境となりましたので植え替えを決意しました。
市販の果樹用の培養土に赤玉土を3割程加えて植え替えました。
根を傷めないように注意し、根鉢を崩さずに丁寧に植え替えを行いました。
この時期に、普通のカレーリーフも購入しました。
目的は成長の比較と、ある程度大きくなっなら接木での増殖も考えたからです。
早めに保険苗を作りたいのが本音です。
5月に入り、毎日の成長が実感できます。
斑の入り具合が最高に綺麗です。
順調そうにみえますが6月に入ってから、斑入りの全斑葉の落葉が目立ってきました。
11月に入ると最低気温が10℃を下回る寒い日が多くなります
11月中旬からは玄関で植物用ライトを半日つけての栽培に切り替えました。
湿度管理のために簡易的な温室を使用しました。
2022年 落葉とハダニ発生
室内の管理に切り替えてから、斑入りカレーリーフの落葉が更に激しくなりました。
普通のカレーリーフは全く問題ないので、斑入り植物の難しさを実感します。
また室内管理に切り替えてからハダニが発生しました。
2月に入り無残な姿です。
これからの1ヶ月が運命の別れ道となりそうです。
あと1ヶ月耐えてくれれば、ハウス管理に切り替えることができます。
ダメ元ですが少しでも効果を期待して、HB101を購入して散布しました。
果たして【超元気】になるのか、、、
3月に入り室内管理から屋外ハウスへ切り替えました。
ハダニの被害もあり、葉がだいぶ傷んでいます。
この時期(3/4)の温度のグラフです。
屋外に出して2ヶ月以上経過しました。
心配になるほど動きが少ないです。
そして相変わらず落葉が進んでいます。
しかし、新たな新芽が確認できました。
唯一の希望です。
新芽が見えてからは安定して成長してくれました。
気になることは、斑入り葉が維持できているかです。
現段階では微妙な感じです。
新芽を確認できてから約1ヵ月で、安心できる大きさまで成長してくれました。
心配していた斑入り葉も確認できました。
再びこの美しい斑入りカレーリーフを見れたことに感動です。
今年の課題は
①落葉させず冬越しさせる
②室内管理でのハダニ対策の徹底です。
事前にハダニに有効薬剤を購入しました。
定期更新します。 次回更新予定2022.10月
是非またご覧ください。
皆さん良いグリーンライフを🌱