
斑入りパキラは高価な観葉植物
観葉植物として昔から人気のパキラです。
そんなパキラにも斑入りの個体が存在します。

ミルキーウェイやムーンライトと呼ばれるものからオリジナル実生個体まで様々です。
そんな斑入りパキラは生産数が少ないことから高額で取引されています。
価格は接木苗で1万円程度
実生斑入り個体であれば2万円程
そんな希少な斑入りパキラですが、最近ではフリマサイトで斑入りパキラの葉っぱのみの販売を目にするようになりました。
え?枝もない葉っぱ1枚で育つの?
誰も買わないだろと思っても実際は1枚の葉が数千円で取引されています。
驚きです。
普通は成長点がない葉っぱ1枚から育つとは考えられません。
とは言え多肉植物は葉っぱ1枚から大きく育つものも多く存在します。
自分なりに調べましたが葉っぱ1枚から大きく育ったパキラの情報は見当たりません。
という訳で実際に斑入りパキラの葉挿しをして成長過程を確認することにしました。
斑入りパキラは葉挿しで増えるのか検証
2022.1.8 斑入りパキラの葉挿しスタート

自宅で育てている斑入りパキラより、葉っぱを採取して葉挿しに挑戦しました。
挿し木の方法は発根状況がわかりやすい、水挿しの方法です。
メネデール希釈液を使用しました。
2022.4.28 カルス、発根を確認


変化を確認できたのは、水挿しから3ヶ月半程経過してからのことでした。
発根までに時間がかかったのは、気温の関係もあるかと思います。
2022.5.20 順調に発根

最初に発根を確認できてからは根が伸びるスピードが早いです。
1ヶ月程度でここまで根が成長しました。
根は長く成長しているものの、新芽が出てくる気配はありません。
葉っぱの状態は良好で。全く葉の変色等起きていません。
葉っぱ1枚から元気に育ち続けています。
2022.5.22 鉢上げしました


発根も十分確認できたので鉢に植え替えです。
根っこは折れやすいので注意しながら丁寧に行いました。
使用した土は市販の観葉植物用の土を使用。
見た目は少し物足りない感じですが、観葉植物としては成り立っています。
結果
葉っぱ1枚から発根して、少なくとも約5ヶ月は生き続けているのでパキラは葉っぱ1枚からでも増えることは間違いではないと言えます。
ここから大きくなるかは別の話ですが、、、
斑入りパキラは葉挿しから大きく成長するのか?
2022.7.2 良くも悪くも変化なし
鉢上げから約1.5ヶ月経過しました。
葉は現在も枯れ込んだりしていません。
新芽も全く出る気配はなく、特に変化はありません。

2022.12.19 変化なしが続く
特に何も変化はありません。
予想以上に生き続けていることに驚きです。

枯れるまで定期更新します!
読んで頂きありがとうございました。
またよろしくお願い致します。

今後も栽培記録は定期的に更新してきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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関東【群馬県】で熱帯果樹や珍しい植物を育てています。一人でも多くの方に魅力を伝えたく栽培記録など情報発信しています。