本日はブラックマデイラについてです。
ほぼ毎日つぶやいています↓
ブラックマデイラとは?
イチジクは世界的に多くの方が栽培されている果樹です。
品種数は数百品種存在します。
中でも特に美味しいとされているのがブラックマデイラ【Black Madeira 】です。
そのブラックマデイラの中でも系統が複数存在します。
- KK 【Keith Karausky 氏由来】
- Figo Preto 【フィーゴプレト】
主にこの2つがよく出回っています。
ちなみに系統での違いは明確にわかっていないようです。
とても興味深いです。
穂木や苗はネットでは高額で取引されています。
偽物も多く出回っていると言われているので注意が必要です。
今回はメルカリで信頼できる方より、購入することができました。
調べた情報によると、確実に本物かを見極める方法はないそうです。
イチジクだけではありませんが、フリマサイトやオークションサイトで品種違いが出回ることはよくあることです。
出品者と苗木を見極める力も必要ですね。
ブラックマデイラは挿し木苗の初期の葉は切れ込みが無く、スペード型みたいになるらしいです。
特徴は合ってるので一安心。
成長するにつれて切れ込みが入った葉が展開していくようです。
結実までしっかり観察していきます。
ブラックマデイラの味、特徴は?
食べたことはありませんが、購入元の方が記載していた内容を抜粋、箇条書き
- 強い甘みで濃厚で濃いベリーの風味が特徴
- 最高級品種の風味は、非常に濃厚で複雑な味
- 晩生品種ではないのでシーズンの終わりには鉢でで熟すことが可能
- 木が成熟するにつれて早く熟すことができる
ブラックマデイラ植え替え
スリット鉢の下から根が出ていたので、9号サイズの菊鉢に植え替えました。
根張りもよくとても健康的な苗です。
落葉期では無いので根鉢を崩さずに植え替えました。
用土は、赤玉土、鹿沼土、腐葉土、堆肥、果樹の培養土、マグァンプKを配合しました。
栽培記録
2022年9月 小さい実を確認
植替え後も順調に成長し9月に入り実芽を確認できました。
収穫までできれば果実の様子も更新します。
2022年11月 未熟で収穫ならず
少しずつ肥大してきた果実ですが群馬県の気温も下がりここから熟すのは不可能です。
葉も紅葉してきています。
一つでも収穫できれば良かったのですが、期待と希望は来年に持ち越しです。
読者の方から某フリマサイトで出回っていたブラックマデイラは偽物の可能性が高いとご報告頂きました。
該当の偽物は緑色の果実が付くようです。
私が育てているブラックマデイラも収穫できたら真相を写真付きで報告いたします。
新たにブラックマデイラ入手
Long Black Madeira
以下がシノニムのようです。
LBM, Figo Preto,Fico Preto, FP,Preto
ブラックマデイラが北米で大流行した2008年頃に乱立したブラックマデイラ系統のひとつになります。
早々にFigo Pretoのシノニム、もしくは、軽い亜種とされたため、ブラックマデイラ覇権戦争では早い段階で退場しています。その後、この名称での流通はほとんどなくなっています。
検証のためにLong Black Madeiraの名称で入手していますが、上記のようにFigo Pretoに非常に近い種です。Figo Pretoをすでに所持している方はあえて揃える必要はないと思います。
出品者の商品説明引用
ブラックマデイラ穗木で入手
他にもヤフオクよりブラックマデイラの穂木を入手してみました。
ナーセリーからの信用できそうなブラックマデイラです。
下記の記事でも紹介しています。
2023.2.24に挿し木をしました。
複数のブラックマデイラを栽培して世界レベルのイチジクを味わいたいと思います。
今後も栽培記録は定期的に更新してきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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基本毎日ツイートしてます。
関東【群馬県】で熱帯果樹や珍しい植物を育てています。一人でも多くの方に魅力を伝えたく栽培記録など情報発信しています。