本日はイチジクの鉢上げについてです。
ほぼ毎日つぶやいています↓
イチジクは挿し木で簡単に増やせます。
今回は3月に挿し木したイチジクの鉢上げを行いました。
3月イチジク挿し木
3/17の写真(挿し木①)
3/22の写真(挿し木②)
挿し木の成功率を上げるための記事はこちらです↓
4月穗木から葉の展開を確認
合計10品種以上の挿し木をしました。
すべての穗木から葉の展開を確認できました。
用土は赤玉土を使用
鹿沼土が多いポットは高級品種!
途中経過はこんな感じ
4/18の写真(挿し木から約1ヶ月)
遮光ネットをしたハウス内で管理しました。
日中温度約35℃
夜間温度約15℃
挿し木から1ヶ月以上経過すると、地表から根を確認できるものがでてきます。
水は表面が少し乾いたらあげるスタイルで管理を行いました。
常に水気が多い状態は穂木が腐ったり、発根の妨げになります。
置き場所や用土によっても挿し木の成功確率が変わってきます。
個人的には赤玉土+鹿沼土+パーライトあたりが良いのではないかと思っています。
パーライトは根腐れ防止に有効です。
5/4の写真
5月培養土へ鉢上げ(植替え)
同時期に挿し木をしましたが、発根状態に大きな差がありました。
差が出た要因としては
- 穂木の場所(何年目の枝か?)
- 穂木の鮮度
- 穂木の太さ
- イチジクの品種
などが考えられます。
それぞれ写真を見ていきましょう。
参考写真1
2センチ程度の枝先に近い穂木
参考写真2
2センチ程度の穂木
参考写真3
3センチ以上の穂木
参考写真4
1センチ程度の穂木
結構差があると思いませんか?
それぞれ発根に差があることを考慮して、植え替えタイミングを調整すると良いですね。
イチジクは強い植物なので、そこまで慎重に取り扱わなくても問題ないと言う意見もあります。
しかし理想は、写真1程度の発根量になってからが安心です。
鉢上げ後、約1週間は風があたらない明るい日陰で管理すると良いです。
6月鉢上げ後の成長記録
しっかりと活着した様子です。
培養土へ鉢上げ後は成長が早くなります。
6/21の写真(鉢上げから約1.5ヶ月)
発根量に大きな差がありましたが、どれも元気に成長しています。
このことからも、鉢上げ時に発根量のが少なくても枯れてしまうリスクは低いと言えます。
以上、穂木から発根、鉢上げまでの成長記録を紹介させて頂きました。
今後も栽培記録は定期的に更新してきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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関東【群馬県】で熱帯果樹や珍しい植物を育てています。一人でも多くの方に魅力を伝えたく栽培記録など情報発信しています。
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