こんにちは。あつおです。
このブログでは植物に関わることを発信していきます。
皆様に少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
今回は南国フルーツであるカニステルを食べた感想です。
カニステルは追熟が必要なフルーツです。
硬いまま食べると全く美味しくありませんのでご注意ください。
指で軽く押して潰れるくらい柔らかくなり、少し変色したら食べ頃となります。
クライマクテリック型カニステル
カニステルはクライマクテリック型のフルーツです。
クライマクテリック型果実
収穫後、追熟させて食べ頃を向かえる果実です。
例を挙げるとバナナ、アボカドです。
非クライマクテリック型果実
収穫してすぐが食べ頃の果実です。
例を挙げるとブドウやサクランボです。
ということでカニステルは収穫後の追熟で味が 結構変わってきます。
そのまま室温で追熟を待っても良いですが、リンゴなどエチレンの発生量が多い果物を近くに置いたり、袋の中に一緒に入れることで追熟を早めることができます。
リンゴで追熟促進
未熟なカニステルは皮がツヤツヤしています。
そして触ると硬いです。
この状態で食べても美味しくはありません。
私がおすすめする追熟方法はリンゴと一緒に置く方法です。
リンゴと同じ袋の中に保管して追熟を促進させました。
室温は15℃~20℃です。
カニステルと一緒にブラックサポテもいます。
ブラックサポテの実食記事はこちら↓
カニステルは追熟の進みが早く油断しているとあっという間に追熟が進みます。
袋の中に一緒にして2日目で早くも変化が起こりました。
皮にひび割れが発生しています。
硬さも明らかに柔らかくなっています。
もう食べられそうな感じもしますが、完熟まではもう一息です。
そして待つことさらに+1日
皮にはシワが発生し、色は少し茶色味がかり変化があります。
ここまでくれば、とても柔らかくなりおすすめの食べ頃です。
あと数日待って腐敗寸前が美味しいって方もいるそうです。
あとはご自身のお好みで調整するとよいでしょう。
今回はリンゴを使用して、追熟を促進させましたが特に何もしないで常温に置いて追熟も可能です。
その場合は1週間程度かかることもありますので毎日チェックしてあげてください。
カニステル実食!素直な感想
しっかり追熟して食べ頃を迎えたカニステルは、口当たり滑らかで美味しいです。
しっかり甘味も感じられます。
私がカニステルを例えるなら
甘いカボチャペーストです
そして表現しにくいですが、喉の奥に独特の風味が残ります。
この独特な風味に好き嫌いが出るのではないかと私は考えます。
栄養価高いカニステルをアレンジ
あまり知られていませんが、カニステルは栄養価が高く、健康食品としても注目があります。
特にベータカロテンが豊富です。
皮膚や粘膜に役立つみたいです。
カニステルをそのまま食べるのが苦手という方はバニラアイスに混ぜたり、パウンドケーキに使用することでとても美味しく食べられます。
バニラアイスとカニステルを混ぜると不思議な美味しさになります。
気になる後味もバニラアイスの力で、全く感じなくなります。
是非試してみてくださいね。
以上で、カニステルの食レポでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さん良いグリーンライフを🌱