鉢植え葡萄(ぶどう)栽培始めませんか?
葡萄栽培は大きな棚が必要と思う方もいますがそんなことはありません。
限られたスペースで鉢植えでも簡単に育てることができます。
鉢植え栽培は木の全体を観察できますので管理も楽になります。
粒揃いや種無し処理など売り物の様な品質を求めなければ結実までは容易です。
蔓(ツル)性の植物ですのでオベリスク等を使用をおすすめします。
自家製ぶどうを生食はもちろんジュースやいろいろな料理に使用してみませんか?
基本情報
ブドウ科のツル性落葉樹です。
生育温度15℃〜30℃
耐寒性はマイナス10度程度
結実までの期間は?
葡萄は成長速度が早く2年目〜3年目で開花結実します。
実生でも3年程度で開花結実するでしょう。
苗の種類は?
主に接木苗や挿し木苗が流通しています。
葡萄は品種改良が進みいろいろ品種があります。自分にあった品種を探すのも楽しいと思います。
おすすめ品種は?
- シャインマスカット
- デラウェア
- スチューベン
- クイーンニーナ
- ピオーネ
いろいろな品種があります。
どこで購入できる?
ホームセンター、ネットショップ、フリマサイト流通量は多い様です。
安さ重視であればフリマサイトです。
品種、品質を重要視するのであれば実店舗またはネットショップでの購入をおすすめします。
私の栽培方法(群馬県)
2018年〜スチューベン 、品種不明ぶどうを栽培
使用培養土は?
鉢底に赤玉土(大)を敷き詰める
果樹用の培養土に赤玉土(小)と腐葉土を混ぜを使用しています。
果樹用培養土7: 赤玉土(小):2 腐葉土:1
栽培場所は?
建物南側の日当たりが良い雨に当たらない場所に置いています。
ぶどう栽培が難しいと言われる原因の1つに病気にかかりやすいことがあげられます。
素人が定期的な薬剤散布などは手間がかかり現実的ではありません。
病気の発生は主にジメジメした梅雨の時期です。
できる限り病気を発生させないために雨に当てない(雨除け)が大切です。
雨に当てない対策をするだけで葡萄栽培はとても簡単になります。
冬場の管理は?
特に防寒対策しなくても問題なく冬越しできています。12月ごろから落葉し始めます。
落葉後に枯れた枝や伸びすぎた枝を剪定します。
水の管理は?
表面が乾いたらたっぷりの水をあげます。
夏場は毎日あげます。時に開花結実期は水切れを起こさない様に注意します。
冬場(休眠期)は月に1回程度暖かい日の日中に与えます。
肥料はなにを使ってる?
ハイポネックスネクスコート野菜くだもの用を使用
害虫被害経験?
葉巻虫とスズメガの幼虫の被害を受けました。
無農薬で栽培すると必ず言っていいほど葉の食害を受けます。
見つけ次第補殺で対応します。
鉢植え管理であれば無農薬栽培も可能です。
鉢植えはコガネムシの幼虫被害を受ける可能性もあるので産卵を防止用のネット等を使用すると良いです。
ビジネス目線で
みんなが知っている人気果物の葡萄です。
果実〜苗まで取引が沢山行われています。
注意
葡萄は沢山の努力や苦労の末に品種改良されたものが多くあります。
品種登録された植物の増殖は法律で禁止されていますので注意してください。
ぶどうは挿し木で容易に増やせます。
新芽が動き出す前の枝を20センチ程度に切って赤玉土(小)挿し木を行いました。
成功率は8割程度ありました。
果実販売
素人がプロに勝つ様な果実を収穫することは難しいと考えます。
上手に栽培できて、ある程度収穫量があれば直売所やネット販売も可能です。
苗の販売
挿し木で容易に増殖できますので販売すれば利益を出せると思います。
果樹なので実が着いた状態の苗は特に需要があるようです。
梱包サイズを考えて小さく仕立てて販売するのが良さそうです。
まとめ
一般人がビジネスで栽培することは難しいと思いますがぶどう栽培は奥が深く楽しいです。
ジベレリン処理で種無しを葡萄を作るのは面白そうです。(私も今後やってみたい)
限られたスペースでも葡萄は収穫できます。
鉢植えで葡萄を育ててみませんか?
買って育てて売れる時代。
園芸市場の拡大を願います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さん良いグリーンライフを🌱
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