生のアセロラ味気になりませんか?
アセロラはジュースやお菓子に加工されたものは口にしたことがある人は多いと思います。
生食はビタミンCたっぷりで酸味が強そうと想像しますがそんなことはありませんでした。
アセロラの果実は傷みが早いことが流通しない大きな原因です。
夏に実る真っ赤な果実がとても綺麗です。
アセロラは成長速度も早く1年で驚くほど大きくなります。
群馬在住の私も収穫達成できました。
自分で栽培して採れたて新鮮なアセロラを食べてみませんか?
基本情報
キントラノオ科の常緑樹です。
生育温度は20℃〜30℃
乾燥は苦手なので注意する
耐寒性は5℃程度
私の経験上もっと耐寒性はあるようです。
2021年〜2022年の冬は無加温ハウス内で耐寒性実験中です
アセロラの味は?
一般的にアセロラは甘味種と酸味種があります。
品種も沢山ありそれぞれ味に多少の違いはあるようです。
- 生食向きは甘味種
- 加工向けは酸味種
甘味種を食べた感想は、、、
トマトに近い味と感じました。
酸味の強さは気にならないので普通にフルーツトマト感覚で食べられます。
トマトが好きな人には是非栽培して欲しい熱帯果樹です。
結実までの期間
挿し木苗で2〜3年で開花結実します。
実生栽培は日本では厳しいようです。
気候や緯度が関係するようで私も10粒程度種を蒔きましたが発芽率は0%でした。
アセロラの品種は?
検索すれば品種は複数あります。
しかしショップやフリマサイトでは【アセロラ、アセロラ甘味種】等の表記が多いので品種確定苗を入手することは難しそうです。
生食目的であれば甘味種であることを最低条件にして探せば良いと思います。
どこで購入できる?
ネットショップでは大苗(結実実績あり)が購入できます。
フリマサイトでは小さい苗ではありますが安価で購入できます。
個人販売(フリマサイト等)ではアセロラに似ているピタンガが間違ってアセロラで売られていることがありました。
ご注意ください。
私の栽培方法(群馬県)
2019年春にメルカリで購入
使用培養土は?
鉢底に赤玉土(大)を敷き詰める
果樹用培養土に赤玉土(小)を3割ほど混ぜて水捌けを良くして使用
栽培場所は?
鉢植え管理で良く日が当たる場所
夏場は日差しが強すぎる為、遮光ネットや半日日陰の場所に移動
冬場の管理は?
最低気温が5℃を下回る日(11月下旬)が出てきたら室内の薄暗い玄関で管理
2021年〜2022年の冬はスペースの都合で無加温ハウス内で管理してます。
1月中旬ですが落葉もなく緑の葉を維持していますので耐寒性は一般的に広がっている情報よりありそうです。(個体差あると思いますが)
今後の状態も報告します。
完全に枯れる前に室内にいれますが、、、
水の管理は?
成長期はとても水分を欲しがります。
表面が乾いたらたっぷり水をあげます。
乾燥は苦手なので夏場は毎日あげす。水不足になるとすぐに見た目にでます。
開花結実期に水切れを起こしてしまうと収穫できなくなりますので要注意です。
肥料は何を使ってる?
ハイポネックス ネクスコート 野菜くだもの用を使用しています。
害虫被害経験は?
新芽にアブラムシがついた経験がありますが大きな害虫被害は受けていません。
鉢植え管理はコガネムシの幼虫被害に注意!
風通しが悪い場所で管理する場合はカイガラムシの被害に注意!
ビジネス目線で
アセロラの知名度はそこそあります。
しかし果樹として育てられる認識はほとんどされていません。
冬場の管理のみクリアできればどの家庭でもアセロラ栽培は可能です。
フリマサイトでは【#熱帯果樹】等をつければ検索にかかりやすく売れます。
フリマサイト等相場は?(個人調べ)
- 果実販売、、、ほとんど販売実績なし
- 500グラムで1000円程度〜
- 他のフルーツとセットで販売されていることが多い様です。
- 挿し木苗(小)、、、800円〜
- 挿し木苗(中)、、、2000円〜
- 大苗(結実実績苗)、、、3000円〜
※時期や大きさで変動します。
アセロラは挿し木で容易に増殖可能
気温が20℃以上の季節にバーミキュライトに挿し木を行いました。
明るい日陰で管理し3ヶ月程度でしっかり発根を確認できました。
土はいろいろ試しましたがバーミキュライトが1番成功率が高く6割ほど成功しました。
果実販売の可能性は?
傷みが早いので素人がフリマサイトで販売することは難しいと思います。
沖縄以外の直売所で販売すれば珍しくて間違えなく売れそうです。
苗の販売の可能性は?
挿し木で増殖が容易で成長速度も早いので苗販売には適しています。
アセロラは強剪定にも耐えますので増殖目的で沢山カットしても枯れてしまうことは少ないことも評価できます。
まだまだ流通量が少ないのでビジネスチャンスを感じますね。
まとめ
知名度はあるけど生食経験のある人はとても少ないアセロラです。
意外と食べやすいトマト味?
まずは自分で栽培して採れたてのアセロラの味を堪能して頂きたいです。
そしてビジネスとして実や苗を売ることも良いでしょう。
買って育てて売れる時代。
園芸市場の拡大を願います。
以上アセロラでした。
買って育てて売れる時代。
園芸市場の拡大を願います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いグリーンライフを🌱