バナナに憧れませんか?
バナナは南国のイメージが強く一般家庭で栽培することは難しいと感じる方も多いとおもいます。
しかしそんなことはありません。
熱帯植物のなので寒さに弱いことは間違えないですが品種選びと小さな工夫で結実を狙う事ができます。
寒さ以外には強く実際育ててみると手間もあまりかかりません。
また南国の雰囲気を出してくれるバナナは観葉植物としても素晴らしいと思います。
国産バナナは高級です。
自家製バナナはお金では買えない大きな感動と達成感を与えてくれるでしょう。
もちろん味も最高ですよ!
みなさんバナナ栽培初めてみませんか?
バナナは魅力的!
国内のほとんどのバナナは輸入です。
沖縄など暖かい地域の一部では作られていますが国産バナナは希少です。
私が初めて栽培したバナナはサンジャクバナナという矮性種【小さい】のバナナです。
サンジャク【三尺】という名前がついている通り90センチ程度でも結実が狙える品種です。
肝心な味もとっても美味しいです。
程良い甘みと酸味そして自家製である特別なバナナは人生最高のバナナとなるでしょう。
鉢植えバナナの場合は1〜2房収穫できます。
私は1房に栄養を集中させるために花や他の房はカットしました。
ちなみにバナナの花も食べられます。
バナナハートといいます。
アク抜きして炒め物で調理しましたが渋みが強すぎて食べられませんでした、、、
また開花したら再チャレンジします。
フルーツでお馴染みのバナナですが花を食べたり葉を蒸し焼きで使用したりまだまだ知らない世界が沢山あります。
とても魅力的ではないですか?
バナナ苗選び【矮性種がオススメ】
鉢植えおすすめ品種は?
- サンジャクバナナ
- ドワーフモンキーバナナ
上記の2品種が入手しやすく矮性種ですので鉢植えにはおすすめです。
人間の背丈ほどで結実するので管理が易しいです。
どちらも繁殖力が強くどんどん増えていきます。株分けすれば大量に増えます。
バナナは開花結実すると枯れてしまいますが大量に増えますので株分けしておけば
毎年株を更新していき収穫が可能となりそうです。
地植えバナナにチャレンジ
ご自身の住まいの冬場の気温を確認して地植えの可能性のあるバナナもあります。
- アイスクリームバナナ
アイスクリームバナナは耐寒性に優れていると有名です。
関東でも防寒対策をすれば冬越しを成功した人も多い様です。
アイスクリームバナナはハクムック系とナムワ系に分類されて販売されていることがあります。
- ハクムック系は主に調理用バナナ
- ナムワ系は生食に適したバナナ
と覚えておくと良いでしょう。ちなみにハクムック系が生食できないことはないです。
アイスクリームバナナの名前のみで販売している場合は何系か確認して購入すると良いでしょう。
両方を同じ条件で育て成長過程や味比べをしても楽しいバナナ栽培ができそうです。
他にもアップルバナナ、ミャンマーバナナ、カルフォルニアゴールドなど耐寒性に期待が持てるバナナは沢山あります。
バナナの育て方
培養土は?(基本鉢植え管理)
市販の果樹用や野菜用の培養土で問題無ありません。
水捌け良くするなら3割程度赤玉土の小粒を配合すると良いです。
置き場は?
半日日陰が良いです。強い風に当たる場所に置くと葉が裂けで外観を損ないます。
耐陰性もありますので多少暗いの場所でも問題ありません。
西日が当たらない場所が良いです。
室内管理での注意点
暖房器具の風が直接当たる場に置かない。
室内のできるだけ明るい場所に置く。
乾燥した場所に長期的に置くとハダニが発生しやすいので日々の観察が大切です。
定期的な葉への散水で予防できます。
剪定について
基本的に剪定は必要ありません。
葉が黄色く枯れたら虫の発生原因となりますので早めにカットしてください。
冬場の管理でスペースの関係上コンパクトにしたい場合は成長点を残してすべて葉をカットしても枯れないほど強い植物です。
室内や温室に入れる際は思い切って剪定しても良いともいます。
水やりについて
成長期は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
冬場は水は控えに与えます。冬場に常に湿った状態は根腐れのリスクが上がります。
また水を控えることで耐寒性を上げることができます。
肥料について
バナナの成長期は水と肥料がとても大事になります。
チッ素、リン酸、カリが含まれた肥料を沢山与えましょう。
植え替えについて
植え替え適期は6月ごろとなります。
しかし5月~10月であれば特に心配はいりません。
バナナは子株がたくさん出ますが植え替えのタイミングで株分けすることをおすすめします。
バナナをビジネス目線で
実の販売は?
一般人が実の販売で稼ぐことは難しそうです。
温室代などコストがかかりすぎてどうしても単価が高くなり厳しそうです。
苗の販売は?
苗の販売で一般人が稼ぐことは可能性が十分あると思います。
バナナは繁殖力が強いです。
ドワーフモンキーバナナやサンジャクバナナはフリマサイトなどでは小苗で1000円程度で取引されています。
アイスクリームバナナについては2000円〜3000円で取引されている様です。
苗の販売イメージ
親株を1本栽培していれば年間で3本程度は増えると思います。
仮に5本親木がある場合は年間15本の苗を作って販売すれば1万円程度の利益を出すこともできます。
ちなみに発送郵便局の第4種郵便を利用すれば全国300〜500円程で発送可能です。
斑入りのバナナは高額です。
斑入りのバナナはフリマサイトやオークションサイトで高額取引されています。
2021年の相場だと1株あたり1万円以上の値が付くことが多いです。
アエアエバナナという品種は1株あたり10万円以上の値が付くことも普通にありました。
今後も高値が着く保証はありませんが希少なバナナを栽培し増やして売ることで大きな利益を得られる可能性は十分あると思います。
世界的に見てもバナナの品種は沢山あります。
バナナ栽培ブームが来る日もあるかもしれません。
買って育てて売れる時代。
園芸市場の拡大を願います。
以上、バナナ栽培でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いグリーンライフを🌱