接木って、緊張しますよね。
枝を切って、ピタッと合わせて、テープできゅっと巻いて…「うまくついてくれるかなぁ」とドキドキ。
そんな翌日に天気予報を見ると、なんと雨…。
「えっ、雨!?これって大丈夫なの?」って、焦ったことある方も多いんじゃないでしょうか。
今日はそんな「接木の翌日が雨だった場合の対策」について、実体験も交えてご紹介します。
■ 接木した部分は、絶対に濡らしたくない!
まず結論から言うと、接木部分にはできるだけ水を当てないことが大事です。
というのも、接木したところはまだ傷口がふさがっていない状態。
そこに雨が入り込むと、癒合がうまくいかずに失敗したり、腐ってしまったりすることがあるんです。
■ 防ぐには「ふんわり雨よけ」が効果的
私がよくやる方法がこちら:
- ビニール袋をふんわりかぶせる(下に空気の通り道をつくるのがコツ)
- ペットボトルを切って、かぶせて使う(ミニ温室みたいになります)
- クリアファイルや傘で、上から簡易的に雨をよける
完全密閉にしないのがポイントで、蒸れも大敵です。
特に梅雨時期や湿度が高い地域では注意してくださいね。
■ 鉢植えなら、場所移動もアリ!
鉢植えで接木した場合は、雨の当たらない場所にさっと移動できるのも強み。
軒下、物置、ビニールハウスの中…など、風通しの良い場所に避難させましょう。
逆に地植えだと動かせないので、上からの雨対策を重点的にやることになります。
■ 雨上がりのチェックも忘れずに
雨が止んだら、必ず接木部が濡れていないかチェックしてください。
もし濡れていたら、乾いた布やティッシュでやさしく拭き取るだけでも違います。
必要があれば、パラフィルムやテープの巻き直しも検討してくださいね。
このちょっとの気配りが、成功率をぐっと上げてくれます。
■ まとめ:雨でも焦らず、守ってあげよう
「せっかく接木したのに雨かぁ…」と落ち込む気持ち、私も何度も味わってきました。
でも、ちゃんと対策してあげれば大丈夫。
植物だって、私たちのちょっとした気づかいや工夫に、ちゃんと応えてくれます。
雨の日こそ、植物との距離が近づくチャンスかもしれませんね。
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